教育・育成体制

新入社員は入社直後から、電気工事の基本と現場の流れを習得するための重要な段階に入ります。この期間は、新入社員が業界の基礎を理解し、安全かつ効率的に作業を行うための土台を築くことに重点を置いています。

具体的に新入社員が学ぶのは下記の5つです。

新入社員は、電気工事の基本から学びます。これには、電気工事に必要な機器、材料、工具の種類と使用方法、基本的な電気理論などが含まれます。この知識は、日々の現場作業の基礎となります。

実際の現場作業において必要となる、ケーブル敷設や機器設置の実務プロセスを理解します。現場の安全基準、作業手順、現場でのコミュニケーション方法など、実際の現場で求められる具体的なスキルを学びます。

変電所工事は特殊な環境で行われるため、その特性と要求される専門知識を深く理解する必要があります。これには、変電所の構造、高圧・低圧システムの違い、特殊な機器の取り扱いなど、変電所工事固有の要素が含まれます。

電気工事の現場では安全が最優先事項です。そのため、新入社員は安全に関する厳格な基準やプロトコルを学びます。また、緊急時の対応計画や事故発生時の手順についても詳細に教育を受けます。

村山電設では、新入社員に必要な技能講習及び特別講習を全額会社負担で提供しています。電気工事士としてのキャリアを効果的にスタートさせるために、最大26種類の資格取得を支援することを目的として設計されています。これらの講習は、出勤と同等に扱われ、社員の専門スキルとキャリア開発を促進します。

• 第一級電気工事施工管理技士
• 第一種電気工事士
• 第二種電気工事士
• 車両系建設機械運転（整地・運搬・積込み用及び掘削用）
• 車両系建設機械（解体用）運転
• 不整地運搬車
• 足場の組立て等作業主任者
• 玉掛け
• ガス溶接
• 高所作業車技能講習
• 第二種酸素欠乏危険作業主任者
• 職長・安全衛生責任者教育
• フルハーネス
• 電気取扱の業務に係る特別教育（低圧）
• 電気取扱の業務に係る特別教育（高圧）
• 巻き上げ機の運転
• 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
• 小型車両系建設機械（整地3ｔ未満）
• 小型車両系建設機械（解体3ｔ未満）
• アーク溶接作業特別教育
• 研削といしの取替え等の業務
• 小型移動式クレーン
• アーク溶接
• 全豊田外来（高所）
• 全豊田外来（感電）

変電所の電気工事に関する技術と知識を習得するためのOJT研修を提供しています。この研修は、新入社員や経験の浅い社員が現場の先輩から直接指導を受け、実際の作業を通じて技術を身につけることを目的としています。

研修期間は、個々の経験やスキルに応じて変動しますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月を想定しています。この期間中、新入社員の皆さんには現場の作業に参加し、変電所の電気工事に必要な技術や知識を習得します。

研修内容は、変電所の電気工事に関する基本的な知識から、具体的な作業手順、安全対策、問題解決まで幅広くカバーします。また、現場でのコミュニケーションスキルやチームワークも重視し、実践的な状況での対応力を養います。

当社のOJT研修は、新入社員の皆さんが変電所の電気工事における一連の作業を理解し、自信を持って業務に取り組めるようになることを目指しています。また、研修を通じて自己成長を実感し、より高いレベルのスキルを目指すきっかけになることを期待しています。